夜光の階段
主題歌 藤木直人「CRIME OF LOVE」
第2話あらすじ(ネタバレ)
「告白」 ある日、店に出ていた道夫(藤木直人)は、訪ねてきた刑事らに任意同行を求められる。道夫が二年前に起こした暴行事件の被害者が告訴したというのだ。アシスタントの柳田(増田修一朗)から連絡を受けた幸子(木村佳乃)は悩んだ末、道夫が保釈されるよう、友人のフジ子(夏川結衣)に協力を頼み、マスコミの力で道夫を釈放させる。だが、保釈された道夫を警察署の前で待っていたのは、雅子(室井滋)だった。道夫が迎えに来て欲しいと連絡をしたのだ。幸子との仲を疑う雅子に、道夫は「彼女とは会っていない」と答える。 その頃、東京高等検察庁では、桑山(小林稔侍)と房江(余貴美子)が、事務官の桜田(高知東生)から、5年前に桑山が担当した事件について佐賀まで行って調べてきたという報告を受けていた。元刑事の桜田は執念深い男で、5年前の事件と道夫の接点を見つけ、真相を暴くため半ば別件をでっち上げて道夫を取り調べようとしたのだった。それを知った桑山は、「もう絶対にやめてくれ」と言い放つ。 その夜、道夫は村瀬(渡辺いっけい)とともに幸子行きつけのバーを訪れる。店に幸子の姿はなく、フジ子が一人で原稿を書いていた。道夫の独立話を耳にしていた村瀬は、顧客を多く持つ道夫が店を辞めることを恐れ、心とは裏腹に好条件を提示する。だが、男の嫉妬も相まって次第に道夫に絡み始める。そんな村瀬を、突然フジ子が追い出した。 村瀬が帰った後、フジ子は道夫の顔を覗き込みながら、「あなた宮坂さんじゃない?」と言い出す。宮坂とは5年前の事件直後、姿を消した男の名だった。否定する道夫に、「幸子と幸せになって」と急に話題を変えるフジ子。その後も続くフジ子の奇妙な発言に戸惑った道夫は店を後にする。一方のフジ子は、道夫との会話を秘かに録音していて……。 数日後、ムラセに復帰した道夫は、幸子に頼まれ来店したという女優の藤浪竜子(赤座美代子)の髪を扱うことに。道夫の噂どおりの美貌と腕にすっかり魅了された竜子は、その場で道夫を自分付きのヘアメイクに任命する。 同じ頃、幸子は雅子の突然の訪問を受けていた。雅子は精一杯に道夫の保護者を気取り、幸子に道夫と別れるよう迫る。滑稽な思いで雅子の話を聞いていた幸子は、「彼が一番好きなのは私」と言い切ってみせると同時に、もう会わないと断言。幸子のプライドが雅子の気合いを凌駕する。 ほどなく、道夫は雅子の出資で自由が丘に店舗を購入。開店準備と竜子との打ち合わせに忙しく、確かに幸子とは疎遠になっていた。ところが、偶然の再会を機に二人の気持ちは一気に加速する。危うさを感じつつも、道夫に溺れて行く幸子。道夫のアパートに泊まった幸子は、隣の部屋に住む岡野(石井正則)に、「フィアンセです」とあいさつする。そんな幸子に戸惑いつつ、道夫もまた幸子を愛し始めるが、スポンサーである雅子を蔑ろにはできずにいた。 ある夜、ついにみな子(荻野目慶子)に独立の話を打ち明け、辞職を申し出た道夫は、怒ったみな子からと罵られたことで、封印してきた過去を幸子に打ち明けることを決意する。 幸子を部屋へと呼び出した道夫は、「僕が嫌だったら黙って部屋から出ていって」と前置きをすると、5年前に九州の天拝山で村岡トモ子(原幹恵)という女性を殺してしまったと告白。「殺す気はなかったが、気がついたら死んでいた。自分は逃げて逃げて、いま此処にいる。いったい自分はどうしたらいい?」と、涙を浮かべながら告白する道夫に、混乱した幸子は、「私をためそうとしているんでしょ?」と答える。 道夫が言葉を続けようとしたその時、フジ子が会社を出る直前、腕にはめてくれたブレスレットを見た幸子は、突然外へと飛び出す。アパートの外には、フジ子の姿があった。フジ子は二人の会話を盗聴していたのだ。続けて外に出てくる道夫。その三人の姿を、近くに停めてあった車の中から桑山が見つめていた……。 |
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出演者 キャスト
佐山道夫 藤木直人 枝村幸子 木村佳乃 福地フジ子 夏川結衣 村瀬進太郎 渡辺いっけい 村瀬みな子 荻野目慶子 岡野正一 石井正則 岡野和子 三浦理恵子 桜田健 高知東生 桑山亜希 田丸麻紀 丸岡房江 余貴美子 波多野雅子 室井滋 桑山信爾 小林稔侍 |
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