リアル・クローズ

主題歌  坂詰美紗子「きっと大丈夫」

第10話あらすじ(ネタバレ)

松善に客足を奪われた越前屋の売り上げは大幅にダウン。このまま年末商戦も惨敗すれば深刻な危機に陥る越前屋の社運は、美姫(黒木瞳)の進める『Siela&Keith』との専属契約が成功するか否かに託された。交渉は順調だと自信を見せる美姫に、尾崎(田中哲司)は何かを企むような不敵な笑みを向ける。

そんな折、『Siela&Keith』のデザイナー、キース・パトリスら幹部が緊急来日。明朝10時に契約を決める最終プレゼンを求めてきたが、約束の時間まで24時間しかない。美姫の指示で急遽、プレゼンの準備に取りかかることになった絹恵(香里奈)、優作(西島秀俊)らは資料作りに追われる。

そんな中、絹恵は優作が蜂矢(小泉孝太郎)と会っていたことをニコラ(黄川田将也)から聞かされる。最近、越前屋からはアヤ(えれな)ら優秀なスタッフが次々と松善に引き抜かれているだけに、優作も誘われているのではと危惧するニコラ。絹恵は優作の携帯電話に松善の幹部から着信があったのを知り、「田渕さんがいなくなる?」と不安に陥る。

絹恵とニコラがこっそり動向を探り、優作が電話の会話を聞かれたくないかのように席を外しているのに気づく。松善と接触し、越前屋の情報を流しているのではないかと疑心暗鬼にとらわれる2人。

そんな折、絹恵は美姫に連れられ、パトリスらに挨拶に行くことに。

そこには意外にも、松善の重役とともに蜂矢が訪れていた。どうやら松善も契約交渉に動いていたらしい。越前屋を上回る好条件を提示する松善に、ブランドオーナーの心は大きく傾いているようだ。
越前屋を出し抜く蜂矢のやり方に憤る優作は、松善からの電話が引き抜きの誘いで、これをキッパリと断ったことを告白。優作への疑いは晴れたものの、凌(加藤夏希)もまた蜂矢と接触していたことを知ってしまう絹恵。凌は引き抜きの話があることを認めたが、絹恵には関係のないことだと口をつぐんでしまう。そんな折、美姫の言葉に傷ついた瑞穂(能世あんな)が越前屋を辞めると言い出した。引き留めようとしない美姫に絹恵は抗議するが、「他人の選択を止める権利はない」とはねつられてしまう。

その夜、疲れ切った絹恵に凌が意外なものを見せる。それは松善が『Siela&Keith』に提示したショップイメージの写真。越前屋を辞める気など端からない凌は、誘いに乗るふりをして松善に探りを入れ、対抗策を練っていたのだ。そこに優作が大勢の女性客を連れて現れ、彼女らの生の声をプレゼンに生かしたいと提案する。
そんな2人を見て方針転換を決めた美姫は、『Siela&Keith』の服を日本人の趣向に合わせて並べた実際の売り場を作り、プレゼンを行うことに。絹恵らは夜を徹して準備に励む。

明朝、やっと売り場を完成させた絹恵らに衝撃が走る。パトリスらが松善との契約を決め、越前屋のプレゼンを聞かずに帰国するというのだ。絹恵は「越前屋の本気を見せます」と必死に訴えて一行を引き留め、プレゼンを承諾してもらう。

売り場まで用意した美姫らの熱意にパトリスらは感激。越前屋と松善のどちらを選ぶか再検討したいと言い出す。最終決定に望みを繋ぐ美姫ら。しかし、選ばれたのは松善だった。決め手は、パトリスの父がデザインした古いネクタイを蜂矢が大事に持っていたこと。それは皮肉にも、幼い蜂矢に美姫が贈ったものだった。

契約を逃した美姫は失脚を免れない。がく然とする絹恵に、さらに追い打ちをかける知らせが。優作がイギリスの店からの引き抜きの話を受けたというのだ。優作が越前屋を辞めてしまうーー。動揺する絹恵に、優作は「俺と一緒に来るか?」と声をかけ…。
(公式サイトより引用)

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出演者 キャスト

天野絹恵  香里奈
神保美姫  黒木瞳
田渕優作  西島秀俊
木村瑞穂  能世あんな
多村あんな えれな
佐々木凌  加藤夏希
林陽子   真野裕子
山内達也  高岡蒼甫
天野まゆ  IMALU
蜂矢英明  小泉孝太郎

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