リアル・クローズ

主題歌  坂詰美紗子「きっと大丈夫」

第7話あらすじ(ネタバレ)

美姫(黒木瞳)がヤングカジュアル売り場にアンテナコーナー『シンデレラタウン』を新設するプロジェクトを始動。そのチームマネージャーに任命された絹恵(香里奈)は、契約社員ながらチーフとして売り場をまとめる小西まみ(中別府葵)に出会う。明るさとセンスのよさで客にもファンが多いまみはヤングカジュアルのカリスマ販売員だった。

仕事のできるまみに信頼を寄せる絹恵は、取引先との交渉を任せようとするが、契約社員にそんな大きな仕事はできないと断られてしまった。絹恵はまみとの間に壁を感じ…。

そんな折、まゆ(IMALU)が越前屋にやって来た。デザイナー志望でファッションに人一倍こだわりのあるまゆは、売り場にいた美姫に近づき、ディスプレイの服を変えた方がいいと臆することなく意見して優作(西島秀俊)を驚かせる。

まゆの夢は、親友と2人でブランドを立ち上げ、代官山に店を持つことだった。来春の高校卒業を機に上京し、親友と一緒に専門学校でデザインを学ぼうと決めていたまゆは、夢への第一歩を踏み出そうとしていた。

一方、『シンデレラタウン』のオープニングイベントを企画していた絹恵は、ヤングカジュアルに高級ブランドの服を組み合わせた“ミックスコーデ”を提案するショーを開こうとまみに持ちかける。ブランド店への打診を頼む絹恵だが、まみはやはり頑なに拒否。契約社員が下手に動いて失敗すれば、クビが飛びかねないというのだ。

仕事に高い能力を持ちながら、大きなプロジェクトに関わるチャンスを自ら潰すまみが歯がゆい絹恵はなおも説得しようとするが、まみはそんな絹恵を無神経だと激怒。絹恵は自分の不用意な態度がまみを傷つけてしまったと思い悩む。

同じ頃、まゆは大きなショックを受けていた。親友が地元の大学に進学を決め、店を持つ夢をあきらめると言い出したのだ。夢破れて落ち込むまゆは、越前屋で美姫に再会。事情を聞いた美姫は、夢を実現させたいなら1人になる勇気を持てとまゆを励ます。
一方、まみは美姫から厳しい言葉を投げかけられて打ちのめされ、やけを起こして絹恵に鬱憤をぶつけたことから2人は大ゲンカに。そこに割って入ったのは、まみと同じ契約社員の凌(加藤夏希)だった。

その夜、絹恵と陽子(真野裕子)を連れてまみの家を訪ねた凌は自分の思いを話す。
契約社員は待遇面では恵まれないが、どこにでも移れ、自分の可能性を試せる自由があるーー。「自分で自分の限界決めてどうすんの」という凌の言葉にハッとなるまみ。

そんな中、凌がまみの集めていた古いファッション誌を切り抜いてミックスコーデのサンプルを作ろうと言い出した。迷いを吹っ切るかのように大事なコレクションにハサミを入れ、作業に夢中になるまみは、ふとエルメスのジャケットの写真に目をやり、本物をコーディネートしてみたいと言い出す。まみにこれまでとは違う仕事への意欲が生まれていることを感じ取る絹恵…。

翌日、絹恵はオープニングイベントの企画をまみからプレゼンさせたいと美姫に申し出る。これに美姫の出した条件は、まみが1人で来ること。絹恵に励まされ、緊張の面持ちで美姫のもとに向かったまみは懸命にプレゼンをやり遂げ、ついに美姫から承諾をもらう。

そしてイベント当日。絹恵とまみがエルメスの店長を必死に説き伏せて借りた服とヤングカジュアルを合わせたミックスコーデのショーが幕を開けた。楽しげに服を眺める客の女の子たち、イキイキと応対する絹恵やまみの姿を見ていたまゆは「私、洋服の仕事がしたい」と優作につぶやいて…。

その頃、越前屋の上層部に慌ただしい動きが。ライバルの松善百貨店との間に合併の話が持ち上がったのだ…。
(公式サイトより引用)

DVD-BOX、関連商品

出演者 キャスト

天野絹恵  香里奈
神保美姫  黒木瞳
田渕優作  西島秀俊
木村瑞穂  能世あんな
多村あんな えれな
佐々木凌  加藤夏希
林陽子   真野裕子
山内達也  高岡蒼甫
天野まゆ  IMALU
蜂矢英明  小泉孝太郎

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