リアル・クローズ

主題歌  坂詰美紗子「きっと大丈夫」

第3話あらすじ(ネタバレ)

『ペシェ・ミニョン』に配属され、美姫(黒木瞳)のアシスタントを務めることになった絹恵(香里奈)は、初めて美姫のそばで直々に指示を受けながら仕事をすることに。美姫の右腕と呼ばれる木村瑞穂(能世あんな)、多村アヤ(えれな)以外のアシスタントが美姫の厳しさについていけず、次々とクビになったと聞いて戦々恐々となる。

着任早々、絹恵はひっきりなしに訪れるセレブ客の対応と、次々と飛んでくる美姫の指令に追われるはめに。妥協を許さない美姫は、客が変わるごとに商品や手みやげ、部屋に飾る花までも細かく指定し、すぐに用意するよう指示。そのたびに絹恵は店内を走り回り、指定された品を調達しなければならない。これまでにない経験に右往左往しながらも、絹恵は必死に仕事をこなす。

そんな中、美姫を20年来の友人である老舗ストッキングメーカー『ヴィオーラ』の専務取締役・水嶋知子(片平なぎさ)が訪問。ドレスを注文する水嶋だが、優作(西島秀俊)は水嶋に別の思惑があると絹恵に話す。美姫が計画するプライベートブランド新作レッグウエアの共同開発に参画し、越前屋と大口契約を結びたいのが本音ではないかというのだ。

美姫は開店から4時間で1千万円以上を売り上げた。美姫の手腕に驚くばかりの絹恵は、その夜、美姫のお供で『ヴィオーラ』と競合する『大日本繊維』の宴会に出席する。朝方までどんちゃん騒ぎにつき合った後、「まだ仕事がある」と越前屋に戻る美姫。初めて目の当たりにするその猛烈な仕事ぶりに絹恵は衝撃を受ける。

そんな折、絹恵は将来の出世が約束されたマネージャー試験に推薦される。優作から「上を目指せ」と煽られ、凌(加藤夏希)からも背中を押されるが、絹恵は美姫のように仕事にすべてを費やす覚悟が持てず、受験を決意できない。
ようやく仕事に慣れ、指示をテキパキとこなすようになった絹恵に美姫が目をかけ始めた頃、『ヴィオーラ』と『大日本繊維』から共同開発商品のサンプルが届いた。美姫に意見を求められた絹恵は品質のいい『ヴィオーラ』を推薦。この後、『ヴィオーラ』を訪れた絹恵は、製品に惚れ込んだことを水嶋に話し、「越前屋で売りたい」と告げる。
ところが美姫は絹恵の予想に反し、『大日本繊維』と契約を。水嶋に契約を期待させるようなことを言った絹恵に美姫は激怒。無責任だと叱責し、絹恵にクビを宣告する。

売り場に戻されて落ち込んでいた絹恵は、契約を逃した水嶋が経営トップから退くことを余儀なくされたと知る。追い詰められた友人の立場を知りながら契約をしなかった美姫を非情だと感じ、「部長のようにはなれない。なりたくもない」と漏らす絹恵を優作は「神保美姫の何を見たつもりだ?」と非難。マネージャー試験を受ける資格はないと吐き捨てる。

その夜、水嶋の最後の大舞台となる『ヴィオーラ』の新作発表会に駆けつけた絹恵は、舞台裏で水嶋にドレスを着せている美姫の姿を発見。美姫は数週間もまともに眠らず、夜を徹してデザイナーをけしかけ、水嶋のためにドレスを作らせていたのだった。

美しいドレスに力づけられ、自信に満ちた様子でステージへと向かう水嶋の姿に感動した絹恵は、会場を後にする美姫を追いかけ、車に同乗。緊張する絹恵をよそに、美姫は水嶋の輝くような表情を思い出しながら「私は魔法使いなの」と満足そうに微笑んで眠ってしまう。

翌日、話したいことがあるという達也(高岡蒼甫)に会った絹恵は、マネージャー試験を受験することに決めたと告げる。美姫のように思い切り働いてみたいと張り切る絹恵を明るく励まし、自分の用件を言い出せないまま送り出す達也。その手には、渡せなかった婚約指輪が…。
(公式サイトより引用)

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出演者 キャスト

天野絹恵  香里奈
神保美姫  黒木瞳
田渕優作  西島秀俊
木村瑞穂  能世あんな
多村あんな えれな
佐々木凌  加藤夏希
林陽子   真野裕子
山内達也  高岡蒼甫
天野まゆ  IMALU
蜂矢英明  小泉孝太郎

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