ぼくの妹
主題歌 いきものがかり「ふたり」
第10話あらすじ(ネタバレ)
妹・颯(長澤まさみ)のたっての願いということもあり、盟(オダギリジョー)は皮肉にも九鬼(千原ジュニア)の主治医を務めることとなった。「最善の力を尽くします」という盟の言葉に、九鬼も不器用ながらも信頼の意を示し、またその姿を見ていた颯は感極まるあまり涙を浮かべながら、九鬼と一緒に頭を下げた。 そして、長時間に及ぶ手術は始まる。颯は待つ間、一億円貯めて造ろうと夢見ていた家の見取り図を一心不乱に描いていた。とても素朴だが緑に囲まれた理想の家を、雑念を振り払うよう懸命に描き続ける颯。彼女に手術成功が伝えられたのは、手術開始から5時間あまりが経過した頃だった。 一方、春奈(笹本玲奈)は手術成功を妹に告げ、安堵した盟をランチへと誘う。その席で春奈は、なぜ九鬼の手術を引き受けたのか、颯と九鬼の仲を認めたのかと盟に訪ねた。疲労困憊で考える余力のない盟は「ハッキリしないんです」と、歯切れの悪い返事を返す。それを聞いた春奈は、自分たちのハッキリしない仲に終止符を打つ覚悟で、盟との結婚の意志を告げた。盟が学長になり、春奈は父の跡を継いで理事長になると言うのだ。さらには、夫婦で大学病院を改革するのは素敵なことだと、夢を膨らませている。 だが、盟は自分の中でくすぶっている“夢”がある。それは、父親のように田舎で開業医をしたいというものだった。 その夜。誰かと話がしたくなったと盟の部屋を訪れる颯。麻酔から目覚めた九鬼が盟に感謝していたことを告げ、彼と結婚する気持ちがあることを伝えた。生涯を通じて同じ価値観を持てる相手が九鬼だと得意げに話す颯。盟は、妹が幸せになるなら相手が九鬼でも良いと思い始めていたが、心の中でひとつ引っかかっていることがあった……。 その後、九鬼の回復は順調に進み、退院の目処が立つまでになっていた。九鬼は退院後、命が助かったことをきっかけに、これまでの自分をリセットするつもりだと盟に伝える。それを聞いた盟は、颯が九鬼との結婚を考えていることを告げ、「妹を傷つけるようなことはしないで欲しい」「幸せにすることができないのなら別れろ」、そして「幸せに出来ると思うのなら、生涯彼女と付き合ってくれ」と約束するのだった。 妹に対する気持ちを九鬼に伝えたことで、自分も春奈への返事を決意した盟。盟は理事長の娘・春奈に会いに行き、自分の夢との狭間で悩んだ結果を伝える―。 さらに1週間が経ち、九鬼は退院した。その日、機美と食事に行った盟は、ひょんなことから岡山の川端医院に行くと言い出し……。 |
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出演者 キャスト
江上盟 オダギリジョー 江上颯 長澤まさみ 九鬼研次 千原ジュニア 桐原里子 ともさかりえ 瀬川欽也 田中哲司 大河原龍三 若林豪 櫻井忠治 大滝秀治 |
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