海外ドラマ

24 -TWENTY FOUR- シーズン7

24 SEASON 7

イントロダクション

ジャック・バウアーが戻ってくる。シリーズとしては約2年ぶりとなる、この『シーズンVII』。これまで毎年、ジャックにハラハラドキドキさせられてきたファンにとっては、まさに待ちわびた新シーズンの登場だ。

全米脚本家組合のストの影響で1年延期された『シーズンVII』。しかし、それがかえって、スタッフにもキャストにも良い充電期間になったのだろう。新たな試みと『24』ならではの持ち味が同時に味わえる、待った甲斐ありの内容に仕上がっている。

『シーズンVI』の制作を終えた監督のジョン・カサーは、こう語っていた。「これまでのような展開はこれで終わり。『シーズンVII』からはまったく新しいものになる」と。

それは、ある意味、そのとおりになった。『24』と言えば舞台はロサンゼルスだったのが、『リデンプション』でアフリカに拠点を移し、この『シーズンVII』ではワシントンD.C.が舞台となる。そして、ジャックと共に『24』を支えてきたCTUが、なんと解体され、今はもうない。

とはいえ、つねにテレビドラマの先端を行くだけでなく、ファンの期待も裏切らないのが、『24』。

『リデンプション』で、今までの苛酷すぎる人生を捨て、新天地へと旅立ったジャックは、かの地アフリカの子供たちを守るためアメリカに強制送還される。『シーズンVII』はアメリカに強制送還され、CTU時代の行き過ぎた捜査のため、公聴会にかけられるところから始まる。もちろんリアルタイムでドラマは進行し、おなじみのキャラクターも健在だ。さらに、『シーズンV』で死んだはずのトニー・アルメイダも復活している!?

国のインフラ防護システムの設計者が拉致され、その首謀者がトニーである、とFBIから聞かされるのだ。トニーがテロに加担するはずがない、と信じて疑わないジャックは、トニー本人に真実を確かめるべく捜査に加わる。そして、このテロ事件が、『リデンプション』で起きたアフリカ、サンガラでジャックの親友を殺した反政府軍へと繋がり、さらには私腹を肥やすため彼らに協力するアメリカ政府内の恐るべき腐敗をあぶりだすことになる。

いくら新たに人生をやり直そうと思っても、アメリカが必要とする男ジャックには戦いが付いて回る。また、ジャックも自分を追い込むことになるとわかっていても、必要とされれば全力で戦うしかない。そんな我らがジャックを演じるのは、もちろんキーファー・サザーランド。中傷や非難を浴びながらも、母国を守るためにひたすら全力疾走で戦うジャックを全身で熱演している。また、長年のファンには、カルロス・バーナード演じるトニーがどうして生きていたのか、なぜテロリストになってしまったのか、事の真相も見ものだろう。

さらに今回は、新たにアメリカ初の女性大統領が誕生。そして、女性版ジャックとも思える、凛々しく勇ましいFBI捜査官も登場する。そうした信念のある女性の活躍が、今まで以上に描かれているのもポイントだ。

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エピソードガイド ストーリーあらすじ(ネタバレ)

出演者 キャスト

キーファー・サザーランド … ジャック・バウワー
トニー・アルメイダ … カルロス・バーナード
ルネ・ウォーカー … アニー・ワーシング
アリソン・テイラー … チェリー・ジョーンズ
ビル・ブキャナン … ジェームズ・モリソン
クロエ・オブライエン … メアリー=リン・ライスカブ
ラリー・モス … ジェフリー・ノードリング
ヘンリー・テイラー … コルム・フィオール
ジャニス・ゴールド … ジャニーン・ガロファロ
イケ・デュバク大佐 … ハキーム・ケイ=カジーム
ベンジャミン・ジュマ将軍 … トニー・トッド
ジョナス・ホッジス … ジョン・ボイト
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