鍵のかかった部屋

主題歌  嵐「Face Down」

第10話あらすじ(ネタバレ)

「硝子のハンマー 前編」
榎本径(大野智)は、青砥純子(戸田恵梨香)、芹沢豪(佐藤浩市)とともに芹沢が顧問弁護士を務める介護サービス会社「ベイリーフ」にやってくる。

同社の社長室が空気銃で狙撃されるという事件が起こったため、社長室や役員室が入る会社最上階のセキュリティ強化を依頼されたのだ。社内を調査した榎本は、社長の穎原昭造(佐々木勝彦)らに必要なシステムを説明、後日、工事が行われることとなった。

ところが数日後、榎本が工事にやってくると、穎原が社長室で死んでいた。連絡を受け駆け付けた純子と芹沢に、穎原の甥で副社長の穎原雅樹(鈴木一真)は、穎原の死因が頭頂部打撲による脳出血であることを明かした。刑事の萬田(丸山智己)は、密室だった社長室に唯一入出可能だったという理由で専務の久永篤二(中丸新将)を警察署に連行。しかし、久永が犯行を否認したため、芹沢は榎本に事件の調査を依頼した。

榎本が検証を続ける間、純子と芹沢も事件について考察を重ねた。そんなふたりを、古びたスニーカーを履いた男が付け狙う。

・・・実は、模型を作っていたら、ちょっと気になることがあって。

やがて、社長室の狙撃事件の画像を見ていた榎本が、気になることがあると言って純子を「ベイリーフ」社の屋上へ連れていく。そして純子に、ワイヤーに吊るしたゴムボールを宙に向かって投げさせた。すると、ボールは放物線を描いて落下、社長室の窓に命中した。何かに気づいた榎本は、雅樹に連絡を取ってくれと純子に頼む。

同社社長室に集まった雅樹らを前にした榎本は、社長室の狙撃事件は、外部からの犯行ではなく、殺害された社長の自作自演だったと話す。それを聞いた雅樹は、社長が窓を防弾ガラスに交換するよう執拗に要請していたことを明かした。なぜそこまで、警備を徹底したかったのか、一同が考え込むなか、榎本が口を開く。

するとそのとき、秘書の制止を振り切って萬田と鴻野(宇梶剛士)が入ってきた。鴻野は、5年前に榎本が社長の自宅のセキュリティシステムの設置を請け負ったことがあっただろう、と切り出した。榎本はシステムの設置を終えたが、その後社長宅に窃盗犯が侵入、疑われた榎本は警察に事情聴取をされたり、同僚から白い目で見られたり、と憂き目にあった。そのことを恨み、社長を殺したのではないか、と鴻野は言う。それを聞いた純子が榎本のアリバイを主張するが、警備システムを調べ尽くした榎本にならできただろう、と譲らない。そして、警察署への同行を求めた。榎本がそれを受け入れ歩き出したとき、気配を感じ窓の方を見やると、上昇してきた窓掃除用のゴンドラに乗った男(玉木宏)が現れた。窓越しに榎本を見た男は、不敵な笑みをたたえているようにも見えた。そして、足元には、あの古びたスニーカーを履いていた。榎本はじっと男を見つめるが、鴻野に促されて部屋を出ていった。

そんな榎本の後を純子と芹沢が追ってきた。しかし、ふたりの眼前で、榎本を載せたエレベーターの扉は閉まり…。
(公式サイトより引用)

DVD-BOX、関連商品

出演者 キャスト

榎本径  大野智(嵐)
青砥純子 戸田恵梨香
芹沢豪  佐藤浩市

鍵のかかった部屋 メインページへ戻る!

inserted by FC2 system