泣かないと決めた日

主題歌  miwa「don't cry anymore」

第6話あらすじ(ネタバレ)

「負け犬の逆転」
角田美樹(榮倉奈々)は、立花万里香(杏)が仲原翔太(要 潤)と結婚することになったと会社の噂で聞き衝撃を受ける。そんな美樹に万里香は、自分は遺伝子組み換え大豆の件で苦しむ仲原を見て放っておけなかったんだ、とその件について知らなかった美樹を見下すかのように話す。そして、自分は仲原の子を妊娠している、と明かす。

そんな折、仲原は上司から有力会社の役員がやってくるので同席するように言われる。仲原を指名しているという役員は、万里香の父・和也(団時朗)だった。和也は万里香との一件を知っているようで、週末、家に来るようにと命じる。

その日の夜、帰宅途中の美樹を仲原が待っていた。仲原は美樹を傷つけてしまったことを謝罪し、それでも自分は美樹が好きだと打ち明けるが、美樹は自分たちはもう終わったのだ、と言い立ち去ってしまう。

翌日、美樹は桐野征治(藤木直人)のプレゼンをサポートするため、集まったクライアントの前に立っていた。しかし、集中力を欠き、商品の説明ができない。桐野にフォローしてもらいその場を切り抜けたが、明らかな失敗だった。そんな美樹を桐野は、「仕事をなめるな」と叱責する。

その週末、仲原は立花家を訪ねる。万里香が妊娠していると聞かされた和也は、仲原と万里香が結婚するものだと思い話を進めるが、万里香は結婚はまだ決まっていない、と父を遮る。すると和也は怒り仲原の頬を殴る。万里香は、怒りが収まらない父の前に立ち仲原を守ろうとする。腫れた頬の手当てをしながら、万里香の母・陽子(筒井真理子)は、大切な娘に幸せになってもらいたいと願うのは親心だと諭す。

仲原は、自分の母親・たか子(田島令子)にも万里香の件を報告する。万里香に会ったたか子は、仲原はしっかりとして強い万里香に惹かれているのではないか、と言い、仲原も否定できない。そんなある日、出社した万里香は田沢佳人(長谷川純)から、妊娠しているというのは嘘なのではないか、と言われる。

万里香との結婚を決意した仲原は、しばらくは自分の自宅で一緒に暮らそうと万里香に話す。すると万里香は、実は妊娠は間違いだったのだ、と涙ながらに仲原に告げる。

翌日、田沢から万里香が妊娠していないと聞いた美樹は驚いて仲原のところへ。仲原はそのことを認めながらも、自分は万里香に支えてもらったのだから今度は自分が万里香を守る、彼女と結婚する、と決意を明かす。

衝撃的な仲原の告白にとまどう美樹に声をかけたのは桐野だった。桐野は美樹を誘い、葵井商事とイタリアの有名農園が契約を結ぶまでに尽力してくれたトマト農園にやってくる。そこで桐野は美樹に、辛い状況で育てられてダメになるトマトもあれば、たくましく実るトマトもある、人間も同じだ、と語りかける。

桐野の言葉を胸に刻んだ美樹は、妹・愛(川口春奈)の様子を見に行き、足の手術後、懸命にリハビリをする愛の姿にも力をもらう。自分の気持ちに整理がついた美樹は、仕事への集中力も取り戻し、白石杏子(有坂来瞳)から引き継いだ納品一覧表を見ていた。すると、数字に不審な箇所があるのに気付き、佐野有希子(木村佳乃)に報告する。

同じ頃、仕事で取引先にいた栗田琴美(紺野まひる)の元へ、琴美の息子が通う保育園から連絡が入る。息子が熱を出しているので早めに迎えに来てほしい、というのだ。自分もすぐには行けないが夫に電話をされては困る琴美は会社に電話をし、結局、美樹が息子を迎えに行くことに。息子を連れた美樹は、琴美の自宅近辺で待機するように言われていたが、息子がトイレに行きたいと言い出し、琴美のマンションに入っていく。そこで美樹は、家中の家具に修繕の跡があることに気付く。そして、ほどなく夫(松田賢二)と琴美も戻るが、夫は琴美に家事と両立できないなら仕事を辞めろ、と琴美を突き飛ばす。

その頃、美樹の報告を受けて納品書の過去のデータを精査していた有希子は、2千万円を超える使途不明金があることを発見する。翌日、部長・梅沢仁(段田安則)に報告するが、梅沢はこの件は自分に預けてくれ、と強引に有希子を納得させる。

翌日、美樹はあざを作りながら出社した琴美に仕事を辞めようと思ったことはないのか、と尋ねる。琴美は、仕事は自分と社会の接点で、辞めてしまえば自分には家庭という狭い世界しかなくなってしまうし、自立できれば大切なものを守ることもできる、と話す。

それを聞いた美樹は、どんな状況にあっても自分らしくあろうと頑張ることがこれからの自分を作っていくんだ、と気持ちを新たにする。

そして、数ヵ月後――。美樹は、仲原と万里香の結婚式に出席していた。そこには、元同僚たちに混じり杏子の姿もあった。すると、梅沢が有希子のことで聞きたいことがある、と杏子に声をかける。そんななか、偶然、仲原に会った美樹は、今は言えないがいつか心から祝福できるように頑張るから幸せになってほしい、と告げる。そして、踵を返した先にいた桐野に、どんなことがあっても揺らがない自分の何かを見つけたいから仕事をください、と頭を下げる。

後日、集まった海外食品部の社員たちを前に、桐野がクライアントに新商品を紹介するためのフェアの企画をコンペで決めることにした、と発表する。企画が通った者がフェアの責任者で、チャンスはみな平等にあると言う。それを聞いた美樹は、目を輝かす。

その頃、梅沢は「社内イジメに関する報告書」という文書を作成し……。
(公式サイトより引用)

DVD-BOX、関連商品

出演者 キャスト

角田美樹  榮倉奈々
桐野征二  藤木直人
仲原翔太  要潤
立花万里香 杏
西島賢治  五十嵐隼士
角田愛   川口春奈
藤田千秋  片瀬那奈
栗田琴美  紺野まひる
田沢佳人  長谷川純
白石杏子  有坂来瞳
工藤早苗  町田マリー
鈴木慶介  内田滋
井上誠   田島優成
林田美穂  河井青葉
水田舞   田中えみ
梅沢仁   段田安則
佐野有希子 木村佳乃

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