まっすぐな男

主題歌  トータス松本「ストレイト」

第5話あらすじ(ネタバレ)

佳乃(貫地谷しほり)の思いを受け入れた健一郎(佐藤隆太)はやっと佳乃との恋を意識し始め、二人はいいムードに。一方、ゆきえ(佐々木希)のアパートに戻った鳴海(深田恭子)は暇を持て余し、典夫(渡部篤郎)にアルバイトを世話して欲しいと持ちかける。「楽でギャラのいいバイト。多少ヤバめでもいいから」と言う鳴海に、典夫はある仕事を紹介する。

同じ頃、フロンティア建設では2年前に頓挫していた再開発プロジェクトが再び始動。立ち退き問題が解決しなかった「吉田ビル」の売却がようやく決まったのだ。山崎(宇梶剛士)の指示で新たな計画を練り直す健一郎。その矢先、空き家になっているはずの吉田ビルに人が住んでいると連絡が入る。

健一郎はビルを覗いて仰天。住み着いていたのは鳴海だったのだ。健一郎は出て行ってくれと頼むが、典夫に紹介された仕事でビルに居座る鳴海は「金をもらうまで出て行くつもりはない」と聞き入れない。

手荒な手段を使ってでも追い出すと息巻く山崎を押しとどめ、健一郎は鳴海を説得すると約束。この後、典夫に会い、鳴海を雇ったのはビルのオーナーの息子だと聞かされる。

吉田ビルのオーナーが失踪して7年経ち、オーナーの死亡が認められたことから、兄弟による相続争いが勃発。それぞれがビルの利権を主張し、互いを妨害しているらしい。

その夜、一人きりのビルで退屈を持て余す鳴海の前に失踪中のオーナー・吉田(岡本信人)が現れた。息子たちがいがみ合っていることを知った吉田は「もう疲れたよ」と寂しそうにつぶやく。

翌朝、健一郎に、ビルの中から女の悲鳴が聞こえたとの知らせが。鳴海に何か起こったのかと心配になってビルに飛び込むと、当の鳴海はホームレスの男たちを引き込んで麻雀に興じ、大騒ぎの真っ最中。大声の原因はこれだったと知り、健一郎は「何事かと思うだろうが!」とぶ然となる。

この後、佳乃に会った健一郎は鳴海がビルに居座っていることを話す。人騒がせな鳴海にあきれながらもどこか楽しげな健一郎に、佳乃は不安を覚える。

明くる日、佳乃は吉田ビルに鳴海を訪ね、「ケンちゃんともう会わないで」と迫る。ところがその直後、ビルに現れた健一郎と鉢合わせ。健一郎は、携帯に入っていた留守電で鳴海が風邪をひいたと知って見舞いに来たのだが、事情を知らない佳乃は二人の仲を誤解。ショックを受ける佳乃をなだめようと健一郎が必死になっていたとき、再び吉田が現れる。

吉田は息子たちの醜い争いに絶望し、屋上から飛び降り自殺を図ろうとしていた。健一郎は慌てて追いかけ、思い止まらせようと説得するが、鳴海は「死なせてやんなよ」と遮る。自分にも死にたいと思ったことがあると告白する鳴海に「そのとき死んだ方がよかったのか?それから今までにいいことだってあったろ!」と食ってかかる健一郎。そんな二人の話を聞いていた吉田がふいにバランスを崩し、屋上から足を滑らせた。

とっさに吉田の腕をつかんだ健一郎だが、引き上げるまでの力はなく、落ちないようつかんでいるのが精一杯だ。「生きたいって言ってください。そう言ってくれたらがんばれます」と腕の痛みに耐えて踏ん張る健一郎。まもなく、佳乃が呼んだ警官が駆けつけ、吉田は無事救助される。

吉田は命を救った健一郎に感謝し、ビルの売却に同意。すべては解決したと胸をなで下ろす健一郎だが、鳴海との一件がまだ納得できない佳乃から「ケンちゃんのホントの気持ちって何?」と詰め寄られる…。一方、風邪を引いて以来、なぜか吐き気が止まらない鳴海にある不安が芽生え…。
(公式サイトより引用)

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出演者 キャスト

松嶋健一郎 佐藤隆太
栗田鳴海  深田恭子
町田佳乃  貫地谷しほり
日下英樹  遠藤雄弥
萱島ゆきえ 佐々木希
森岡久美  滝沢沙織
桑田佐智子 さくら
松嶋美奈  宇野実彩子(AAA)
熊沢志郎  田中圭
山崎珠美  三浦理恵子
山崎芳樹  宇梶剛士
矢部典夫  渡部篤郎

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