傍聴マニア09〜裁判長!ここは懲役4年でどうすか〜

主題歌  NICO Touches the Walls「かけら-総べての想いたちへ-」

第3話あらすじ(ネタバレ)

傍聴にハマったフリーターの北森夫は今回、615法廷での「ストーカー規制法違反」の裁判を傍聴する。
事件はキャバクラ嬢・桃花が、客の田浦をストーカー行為で訴えたもの。20代の若い娘に熱を上げ、接客行為を恋愛と勘違いした哀れな30男の犯罪か……と思いきや、田浦は「彼女とは付き合っていた。僕はストーカーではない」と起訴状を全面否認。検察と弁護人の主張がまるで食い違う初の否認事件に、北は興奮を隠せない。弁護人は田浦が「桃花のプライベートな携帯番号を知っていたこと」「お互いの家を行き来する仲だったこと」「田浦の両親に桃花が会っていること」を交際の根拠として挙げる。なるほど確かに2人は付き合っていたのかもしれない――。
無罪判決もありえるかも?と意気込む北を、傍聴仲間の美人女子大生・美和は「無罪なんて刑事事件の1%もない」とバッサリ切り捨てる。そんなとき北と傍聴マニアの山野は美和がダンディな紳士と会っている場面を目撃し、こっそり後をつけてしまう。ホテル街で美和たちを見失い、落胆する北と山野。そして北は「これってストーカー行為か?」と考えてしまうのだった。
そして桃花の証言の日。一緒に傍聴する美和を、北と山野は思わず疑惑の目で見つめてしまう。やがて証言台に立った桃花は「田浦を客としてしか見ていなかった」とその根拠を挙げていく。やはり田浦の勘違いだったのか?北の心は揺れ動いていた。しかしここで弁護人が驚くべき指摘をする。桃花は田浦と1度だけ性交渉を持っており、しかも桃花は処女だったというのだ――!
単なるなりゆきや営業行為でできるものか?再び北の心は揺れ始める。その後の弁護人質問で、次第に2人の関係が明らかになっていった。田舎から上京したばかりの桃花を田浦が初めて指名したこと。2人が店外デートを重ねて親しくなったこと。田浦のおかげで桃花が店のNO.1になれたこと。が、桃花が売れっ子になったことを田浦は喜ばなかった。これは次第に自信をつけて変化していく女と、変化を望まなかった男のすれ違いが生んだ事件だった。
桃花の口からすべての理由を聞いた田浦は号泣し、自分がストーカーをしていたことを認める。
傍聴後、ストーカーと純愛の境界の難しさを改めて実感する北。
しかしそんな思いを持ちつつ、北は山野とともに再び美和を尾行してしまうのだった――。
(公式サイトより引用)

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出演者 キャスト

北森夫   向井理
織田美和  南明奈
山野鳥夫(ヤマさん) 六角精児

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